商店街の近隣に住む、北本セイジの大学の先輩。
成績優秀でありながらもその鋭い眼光や厳しい態度、冗談の通じない気難しい性格などから、学部内では鬼と恐れられる存在。常に無表情か機嫌の悪そうな顔をしており、笑顔を見せることはない。

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真面目でストイック。特に時間に関しては自分にも他人にも一段と厳しく、時間を無駄にすることを何よりも嫌っている。物事の大半を「自分の今後の人生に必要であるか否か」でしか判断しておらず、無駄だと感じるものはすぐに切り捨てる。また、潔癖症である。

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セイジとは同じ学部で家が近所であることから何かと関わりが多く、比較的仲が良い方。セイジのお人好しには呆れ気味で、素性の分からないナオに惹かれる彼を少し心配に思っている。

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空き時間にたまたま訪れたタービュランスで高崎ユキナと出会う。自分と正反対のスローペースで煮え切らない様子のユキナのことが当初は嫌いであったが、トラブルに巻き込まれる彼女を何度か助けるうちに情がわいて放っておけなくなり、やがて自分を頼りにしてくれる彼女に恋心を抱き始める。
しかし、何よりも恋愛が一番の時間の無駄だと考えているためにそれを自分で絶対に認めようとせず、湧き上がる気持ちを必死に抑えている。

ユキナを前にすると普段の威厳ある姿から一変してヘタレでポンコツになり、極度に感情が昂ると気絶することもある。実は色恋沙汰に関してはものすごく初心。

女性不信のきらいがあり、ユキナからの好意には薄々勘づいてはいるもののそれを素直に信用することができない。